余暇(LEISURE)も大切なキャリアの役割

プライベート

「月曜日から遊びですか?」

会社に勤めていたら、そう言われるかもしれませんね。

皮肉の一言や二言は言われるかもしれません。

特に、わたしが最後に勤めた唯一の日本企業は、「月曜日にお休みを取る」ことは「御法度」と考えられていました。

なにしろ月曜日にミーティングが集中していましたから。

月曜日は毎週朝8時から朝会。本社に勤務する社長はじめ第一階層長と言われる役員クラスは全員役員会議室に集合です。

第一階層長(役員)と第二階層長(本部長やセンター長)が厳かな雰囲気で「コの字」型に座って朝会。その後、経営会議に相談会と続きます。

ガチガチの階層組織。

ちなみに、経営会議や相談会の内容は、その参加者にしかアクセス権はありませんでした。

朝会の内容は、社員が出社し仕事がスタートする9時の「朝礼」で「部長」からエッセンスを部下・チームメンバーに伝えていました。

「9時から一斉オンライン配信すればいいのになぁ」と心の中で思っていたものです。

 

というわけで、

3月末で会社勤めを卒業し、緊急事態宣言も解除され、今日は大手をふって「平日ラウンド⛳️」で汗を流してきました(笑)

実は、昨日・一昨日とまる2日間は、ZOOMでのオンラインセミナーで一日中座りっぱなしだったのです。

自粛期間もあり運動不足気味でしたので、ゴルフ⛳️はちょうど良いエクササイズになりました。

ゴルフはわたしにとって、大切な余暇(LEISURE)の一つです。

こちらのホームページでもご紹介していますが、余暇(LEISURE)は人生・キャリアにおいてとても大切な要素なのです。

統合的生涯設計(Integrated Life Planning)とは

サニー・ハンセンが唱えた概念です。

人生やキャリアへの包括的なアプローチです。

仕事を他の生活上の役割との関係の中で、あるいは人生の中で捉えるというものです。

キャリアには、家庭における役割から社会における役割まで人生の役割がすべて含まれています。

愛(LOVE)、労働(LABOR)、学習(LEARNING)、余暇(LEISURE)の4つの活動(4L)が統合されるべきと提唱しています。

「統合的生涯設計」では、「個と社会全体の相互作用」に注目します。

意味ある人生のため、つまり、自分にも社会にも役に立つ仕事をするために一生に何度も選択をしていくことが重視されるようになると説いています。

そして、重要な7つの人生課題を提示しています。

キャリア発達と変化するライフ・パターンのための7つの重要課題とは

  1. グローバルな状況を変化させるためになすべき仕事を探す
  2. 人生を意味ある全体像の中に織り込む
  3. 家庭と仕事の間を結びつける
  4. 多様性と包含性を大切にする
  5. 精神性(Spirituality)、人生の目的、意味を探求する
  6. 個人の転機(Transition)と組織の変革に対処する
  7. 健康に関心を向ける

 

それぞれの項目の詳細は割愛していますので、わかりにくいかもしれませんが、仕事、職場、働き方などにおける劇的な変化を背景として、人生やキャリアに対し、より統合的なアプローチが必要になってきていることは疑いの余地はないでしょう。

特に、コロナによって、人生や仕事や人間関係などについて深く考える機会を持たれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ハンセンの唱えた「統合的生涯設計」の考え方にわたし自身とても共感しています。

3月末で退任し、会社人生にピリオドを打つことにしたのは、ある意味精神性(Spirituality)によるものだったのかもしれません。

自分の無意識の心の声に耳を傾けたからこそ。

だからこそ、こうして月曜日にゴルフ⛳️ができるのですから(笑)

しかも、土・日・祝のプレイ代の半額です!

ちなみに、今日のラウンドは95に終わりました。

まだまだ精進しつづけますね!

 

備忘録に……シカと猿に遭遇しました(笑)

 

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